このページではHappyLifeFactoryで取り扱かっている
色々な木材の種類や特性をご紹介いたします。
木は育った場所や気候等の環境によって、木目や色、節などの一つひとつに木の個性が生まれます。
また、木材は時を経ることで、色味が変化します。このことを
経年変化と言います。
このページでは木の特性と経年変化について説明します。
こちらで紹介している材の写真は特徴や色味や木目の一例です。
同じ木でも色味は様々です、特性を知ってお気に入りの木を見つけていただければ幸いです。
サクラ
バラ科サクラ属の樹木の総称。 日本人にもっとも馴染深い木です。
主に北海道産ヤマザクラを使用。シウリザクラも用いることがあります。
木を削ると桜餅のような香りがします。
色合い:木の中心側は褐色・外側は淡い褐色〜 淡い黄色
木目が明確
※シウリザクラは濃い褐色
硬 さ:やや硬い
重 さ:一般的な木材の重さ 気乾比重0.62〜0.75
商 品:トレー・フォトフレーム・しおり・三方
経年変化:
色味が濃くなります。強い紫外線にあたると短時間でも変化することがあります。
左 新製品 右 経年変化後
シナノキ
シナノキ科の落葉高木 北海道産シナノキ・ オオバボダイジュ を使用。
オオバボダイジュは山の中でヘリコプターのような葉っぱが付いた木の実を遠くに飛ばします。

色合い:黄色みのある白色
木目はやや不明確
硬 さ:柔らかい
重 さ:とても軽い 気乾比重0.37〜0.50
経年変化:やや黄色に変化する
商 品:トレー・フォトフレーム・しおり・三方
ウォルナット

北米のクルミの近縁種ブラックウォルナットを使用。
世界三大銘木の一つ。重厚な独特の色合いが人気です。
色合い:チョコレート色から紫赤色、紫黒色 など
木目はやや明確・稀に縮み杢も見られる

硬 さ:やや硬い
重 さ:重い 気乾比重 0.62程度
商 品:トレー・フォトフレーム・しおり
経年変化:やや色合いが薄れていく
左 約5年使用 右 新製品
クルミ
クルミ科の落葉高木 ・北海道産オニグルミを使用
秋に実るクルミの実は、リスやクマのご馳走。

色合い:くすんだ淡褐色〜黄褐色
木目はやや不明確
硬 さ:やや柔らかい
重 さ:軽い 気乾比重 0.42−0.53
経年変化:ほぼ変化なし
商 品:トレー・フォトフレーム・しおり
カエデ
北海道産イタヤカエデ・北米産メープル(サトウカエデ)を使用。
※材料が品薄のため、現在はほぼ取り扱いをしておりません。

クルミ科の落葉高木 ・北海道産オニグルミを使用
秋に実るクルミの実は、リスやクマのご馳走。
色合い:明るい黄白色
木目はやや不明確
硬 さ:とても硬い
重 さ:重い 気乾比重 0.7程度
商 品:フォトフレーム・しおり
経年変化:飴色へ変化
左 新製品 右 経年変化後
カツラ
カツラ科の落葉高木 。
秋になるとハート型の葉が黄色く紅葉。
落ちた葉からはみたらし団子のような甘い香りがする。
昔は和裁の裁ち台として多く使われていた。
(柔らかい材のためヘラでの印がつけやすい)

色合い:褐色
木目細かい
硬 さ:柔らかい
重 さ:軽い 気乾比重 0.49程度
経年変化:やや濃くなる
商 品:時計・しおり
クリ
クリはブナ科クリ属の落葉高木樹。
おいしいクリ実はトゲトゲの皮に守られる。
北海道南部から本州、四国、九州に分布。特に福島、宮城、岩手、島根の各県に多く生育している。
当方では北海道産または東北産を使用。
色合い: 心材の色は褐色、辺材はやや褐色を帯びた灰白色。
木目は明確。
硬 さ:やや硬い
重 さ: やや重い 気乾比重 0.55程度
経年変化:やや濃くなる
商 品:三方・しおり